長崎さるく博

    〜日本ではじめてのまち歩き博覧会 
     (開催期間2006年4月1日〜10月29日)〜 


文人墨客も思案した?〜丸山巡遊〜

2006/8/25


見返り柳
花街からの帰り道、遊女への未練が
ここで振り返らせたのかこう呼ばれています。

見返り柳の側にあった思切橋
ここで、遊女への未練を断ち切るというわけです。
寛永元年創業のカステラの老舗福砂屋。
コウモリが商標です。
カステラは花月などでの商談などにも大いに使われたそうです。

レトロな丸山交番
オレンジの帽子に黄色のシャツを着た後ろ姿は市民ボランティアガイドさんです。
さるく博のために、長崎の歴史や文化を勉強し、こうしてガイドしてくれます。

花月玄関右にある向井去来の碑

「いなづまや どの傾城とかり枕」

「傾城」とは城を傾けるほど夢中になる美女、
つまり遊女のことだそうです。
史跡料亭 花月(県指定史跡) 丸山随一の妓楼・引田屋の庭園内にあった亭の名。
部屋からすばらしい日本庭園を眺めながら食事をすることができます。
ここには、坂本龍馬をはじめ、日本の政治を大きく動かす人々が集まったそうで、
その相手をする芸妓になるには、あらゆる面で長けていなければ務まらず、
普通の女性ではなかなかなれなかったそうです。


ぶらぶら節に出てくる「中の茶屋」です。
料亭花月の上あります。


長崎検蕃。芸者の手配及び統括をする場所。
今年の長崎くんちには丸山町が踊り町として出場
長崎検蕃の芸者さんたちが、本踊りを披露します。
梅奴・千代子・勝喜久・桃勇など、
芸者さんの名前が提灯にかかれています。
丸山華街(1642年〜1958年まで316年間続いたそうです。)


おまけ:この日の夕方、長崎地方は稲妻がたくさん見られました。

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